双子・三つ子のママとパパが大切にしたい「平等」に育てるということ

 

 

 双子・三つ子の赤ちゃんの子育ては、ママやパパが平等に接することが基本となります。物の与え方、接する頻度、要求へのこたえ方など、子どもたちと関わるときには「平等」を意識することが大切です。子どもたちは、大人が思っている以上に愛情の注がれ方に敏感だからです。
 子どもたちが、ひがんだり、寂しい思いをしたり、過剰なライバル意識を燃やしたりなどしないよう「平等」に愛情をかけて育てていきましょう。

 

物の与え方

 おもちゃなどを与えるときは、安価なものであれば、人数分用意してあげましょう。成長していけば、いずれはひとつのものを共有することができるようになりますが、同じものを人数分用意すること、もしくは、ひとつのものを人数分にして与える」が基本になります。もし、それがかなわない場合であれば、与えないほうがいいこともあるかもしれません。

 

 服を買うときは、まったく同じ腹を着せる、色やデザイン違いの服を着せるというママが全体の8割と圧倒的です。このことからも、双子・三つ子ママが「平等」に接することを意識していることがわかります。

 

 

 

 

子どもたちとの関わり方

 物を平等に与えることよりも難しいとされているのが、子どもたちと平等に関わることです。たとえば、ママは自己主張や要求が強い子の方へ手をかけがちになってしまうことは仕方のないことですので、あとからもう一方の子にも積極的に関わってあげるなどのフォローをしてあげましょう。

 

 また、ケンカをしたときは、原因を探ろうと思っても真実はわからずじまいということがほとんどです。明らかにどちらかが悪いとき以外は、ケンカ両成敗にするとよいでしょう。原因が明らかでどちらかが悪いと思ったときは、1人ずつ呼んで、まずは話をきいてから必要であれば叱るようにします。

 

 ママとパパが努力して「平等」に接したとしても、子どもたちの受け止め方で、満足している子と不満足な子が出来てしまうこともあります。それでも、きちんとバランスが取れていて「ママとパパは自分のことが好きなんだ」と子どもたちが思うことができれば、「不平等だ」と感じるときがあっても、乗り越えていけるようになりますので安心してください。

 

 

「同じ物」という平等から卒業するとき

 子どもたちが成長していき、保育園や幼稚園、小学校へ入学する頃には、同じ物よりも自分が好きな物を選びたいという時期がおとずれます。この頃になると、「同じでない物」を与えられた場合でも、自分たちで分けたり、譲り合ったり、話し合って決めたりすることができるようにもなってきます。

 

 子どもの成長を感じたら、今までのように同じ物を与えるのではなく、「同じ物でいい?」「自分たちで決めてね」などと、子どもたちの意思を確認するようにしていくといいでしょう。
 ただし、子どもたちが「同じ物を与えられる」ことから卒業しても、接し方はこの先もずっと平等である必要があります。